幸せの法則

過去にあんなことがなければ

もし違う両親に育てられていたら

もっと周りにわかり合える人がいたら

あの時違う選択をしていたら

もっと若ければ

人より優れた知能や才能があれば

恵まれた環境だったら

情熱がもてる何かがあれば

前世でもっと徳を積んでいれば

 

自分の人生に満足できない理由を外に探そうと思ったらいくらでも見つかる

何かのせいにして自分を正当化してしまえば楽になれる気がするのに、気づけば同じよ

うな葛藤の中にいて葛藤のループからでることはできない。

 

結局のところ、自分以外に自分を幸せにすることも不幸にすることもできない。

外にあるもの、他者や環境や起こった出来事が自分に影響して今の自分が出来ているの

は事実。

でもそれと自分の幸せや満足とは全く関係ない。

自分が欲しいものを手に入れる為のプロセスを歩く選択をするのか、それを放棄する選

択をするのか。

必要なのは色々なリスクや幸せの可能性を背負う覚悟だけだ。

最近感じたことだが、覚悟がもてればその結果が手に入るかどうかにはあまり執着しな

くなるようだ。

結果よりもそのプロセスを歩くことに人生の意味があるということに身体が気づいてき

ているのかもしれない。

輪廻転生するといっても私としての人生は一度きり。

すべての可能性を来世に丸投げして、周囲の反応や老後の心配だけして生きることもで

きるけど、色んな責任を背負って限りなく自由なプロセスを歩きたいものだ。