♡楽しい人生のススメ♡~性格は変えれる(怒りっぽい性格編)~

前回のブログで「短気は損気」というお話をさせてもらいました。

もし読まれてない方で興味があったら読んでみて下さい。

 

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 では、早速怒りっぽさやイライラを軽減する方法を伝えていきたいと思います!

キーワードは

◎頑張る必要がないこと(相手から評価を得るためにやってること)で頑張らないこと

◎相手をコントロールしようとしないこと

 

1.相手のことを自分の鏡(自分を知るためのデータ)として捉える

 相手はあなたの鏡です。あなたが相手を見て抱く印象や相手の態度で感じた事は、

あなたが「欲するもの・必要ないもの」や「自分自身の受け入れれる部分・自分自身の中にあることが受け入れれない部分」を教えてくれるものです。

意識できる部分とできない(無意識)部分があると思いますが、大体受け入れれない部分は無意識に押し込めている部分だったりします。

その自分の中にある「見たくない自分」を受け入れることができると相手のことも許せるようになってきます。

 

私にそんな部分はない!と思われることもあるかもしれません。

しかし、どういう人に対し(またどういう対応に対し)怒りのスイッチが入るのか思い出してみてください。

全ての二極性に分けれるものにおいて片方しかもたない人はいません。

「正義」と「悪」、「真面目」と「不真面目」、「優しさ」と「冷たさ」など二極性に見えるものを割合の差はあるかもしれませんが両方もっています。

 

では、「真面目」と「不真面目」で例を一つあげてみますね。

 

自分がとても仕事を頑張っていて、ある後輩の態度が不真面目に見えて「人がこんなに頑張っているのに何であんなにヘラヘラしてるの?」いつも苛ついてしまうとします。

 

それはあなたの中に「したくないのに頑張っている」という気持ちがあるからです。

つまり、「したくない」という不真面目な部分(本音)を心の底に押さえ込み、「仕事は~すべきだ」みたいな枠に自分を当てはめようとしているということです。

人からの評価で自分の価値を決める人なんかは特にそうなる傾向が多いのではないでしょうか。

私は皆のためにしていることで、自分の評価のためじゃない!!!と思われる人もいるでしょう。もちろん自分のためだけにやっているわけではないでしょうが、評価のために「無理をしている」と言いたいのです。

 

あなたがストレスを抱えながらも会社や周りの人の為に頑張ったとして、その人達から

「他の人にイライラしてまでやって欲しいとか頼んでない」

「あなた怒りぽいね」

と言われたらどんな気持ちになるでしょうか?評価してもらえなくても続けますか?

これで、「私無理してるな」と自分を見直せる人なら大丈夫です。

 

しかし、人からの評価に依存している人はとても苦しみます。

「何で?私こんなに頑張っているのに」「もっと頑張らないと」と感じたり、人にどれだけ自分が頑張っているのかアピールしたり、今度は評価してくれなかった人に怒りが向いたり、それはもう落ち着けたもんじゃないですね。

 

これは以前の私の姿そのものです。私の場合は、怒りっぽさが「キャラ」として扱われていたので、周りの人は私が怒ると面白がる人も沢山いました。

みんなが笑うことによって少し苦しさが緩和されていたのかもしれません。だからこれをずっと続けてしまった。

自分の内面と向き合い、自分の事を知ることはとても大切なことです。

 

2.本音で行動する・相手の気持ちも考えながら本音を伝える

一番簡単なことは「したくないことを辞めること」です。

したくないことで頑張るとストレスがたまり自分の気分は悪くなります。

すると相手にも優しい気持ちになれないばかりか、気分の悪い状態をずっと引き寄せるかたちとなります。

したいことをしている時は嫌な気持ちにならないので、例えば仕事で苛立つことが多いとして、仕事を頑張ること自体が苦痛になるのであれば他の仕事を探すのも良いかもしれません。

 

また、怒りは二次感情といい、根底に一次感情があるといわれています。

一次感情:心配・落胆・悲しみ・傷つき・寂しさなど

 

そして、この一次感情を怒りというかたちで出す目的は4つあると言われています。

①支配 ②主導権争いで優位にたつこと ③権利擁護 ④正義感の発揮

つまり、「怒り」という感情を相手を自分の思うように動かしたい・相手に勝ちたい・自分の立場を守りたい・私が正しいということを主張したいという目的をもち相手に使っているということです。

これをみると、「相手のために怒る」ことは絶対にないことは分かりますよね。

怒った後に罪悪感を感じる人がいるのも潜在的にここに目的があることを知っているからです。

あなたの人生の主役はあなたですが、これは全ての人に言えることです。

あなたの正しさはあくまであなたの正しさです。上司や一般論の「~すべきである」にあなたを当てはめる必要はありませんし、あなたの「~すべきである」を相手に押しつけることもできません。

勝負に勝つことに執着すると、「なりたい自分」と「本来の目的」を見失うことになりかねません。

例えば、人に優しい・信頼される・どんな状況でも笑顔でいる自分になりたいと思っていても「みんなより優位にたちたい」という自分の得を一番に考える人を誰が心から信頼するでしょうか。また、勝ちに執着することで余裕もなくなり、優しく笑顔で過ごすことも難しくなるでしょう。

そして、本来は「こういう会社にしたい」「こういう家庭を築きたい」と思っていても、自分の言ってることが正しい・自分が優位に立ちたいということに執着することで

中間的立場(どうするのが一番妥当か)で物事を見れなくなってしまいます。

 

気持ちを押し殺すのでも、怒りで伝えるのでもなく一次感情で伝えると怒る必要もなければ、自分の気持ちも大切にできます。思いも相手に届きやすいですし、怒りで伝えたときには聞けなかった相手の思いも聞けるかもしれません。

例えば「他の人との仕事の時はきちんとしてるのに、私との仕事の時は作業よりも話してばかりにみえて、軽く見られているのかなと思うとちょっと悲しい」とかですね。

 

まとめると

・相手を見て自分の本音(内面)を探してみる

・あなたは自分のしたいこと・できる範囲のこと・自分が正しいと思うことをする。

・人の評価(反応)には期待しない。

(自分の本音で行動したことや相手に伝えたことで、欲しくない反応(評価)が返ってきても、その悲しい気持ちを「残念だったね、悲しいね」と心の中で自分が受け止めてあげる。相手の評価に合わせようとしない)

・できるだけ一次感情で思いは伝える(相手をコントロールしようとしない)

 

私はこれでイライラすることも怒ることも殆どなくなりました。

たまには勿論ありますよ。でも「何に対してこんな感情がでてるのかな。私の中になんか自分が抑えてる部分があるのかな」と一度自分の内面を見るようにすると相手に怒りが向きにくいですし、その原因が分かったときは何かスッキリします。

また、相手の評価で嫌な気持ちになっても、それを自分で受け止めているうちにだんだんそれに慣れて気にならなくなるそうです(私はまだちょっと気になりますが笑)

イライラしなくていいって自分が楽なんです。

是非気が向いた方は試してみて下さい!